『あんなはずいの見てられるかよ…』 ん? 誰かが見てる。 『…誰だ?出てこい…』 「如月柚さんですよね?」 『さささ、さぁ?だだ、誰、誰だそそれ』 「…付いてきてもらいます」 『あぁ?なんでお前たちについていかなきゃいけねぇんだよ』 「無理矢理でもついてきてもらいます」 『あぁ?おま……っ…』 口にハンカチが… 『いき…で…き…ね…』 あたしはそこで意識を手放した。