「絵里ぃ~~~~~~~~~~~~!!」


あたしは、泣き叫んだ。

もう、

もう、届かないのに。


どんなに、叫んでも

もう、

もう、届かないのに。


どんなに、泣いても

もう、

もう、伝わらないのに。



バカ、だった。

どうして。

どうして、あたしは気がつかなかったんだろう。