バンドユニットとして
知り合ったあたし達。

この二人なら、どんなことも
乗り越えて行ける。

そう思っていた。

でも、
また新たな涙を流すことになる
とは知らなかった。



そう、
絵里たちの集団が
また新たな作戦を考えていた。

絵里は
司のことが
好きだっていうことを
すっかり忘れていた。