そして寮へ着いた。
はぁ…疲れた。
まだ隣からは痛い視線が向けられている。
「…ではまた明日、学校で♪」
片山さんはニコニコしながら自分の部屋へと戻っていった。
そして修夜君とも別れた。
残ったのは…
あたしと舜。
「…おまえ、修夜のこと好きなの?」
…は?
なぜ…?
「…あのー、それはなんでですか?」
「さっき楽しそうに話してたから…?」
楽しそうには話してない…けど。
でも、それだけで?
「べつに…普通に話してただけですけど…?」
「あれで…?」
「…あ、はい」
なぜあたしは、この人に説教されてるのでしょうか…?
ただ人と話してただけなんですけどね………?
なぜ?
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