「ダンスの練習!」
舜の耳元で叫んだため
舜は耳を押さえてうるさそうな顔をしていた。
「声でけえよ」
「ご、ごめん;
そッそれよりッ!ダンスの練習!」
皆はもうダンスの練習してるのに、あたしたちは、まだ少ししか練習してない。
だから早く練習しないと間に合わないよ…。
‥って舜に言いたいけど…
「間違えたらお仕置きだから」
「それは、なしでしょ?!」
こんなこと言っちゃって、
ダンスの練習に集中できない。
「お仕置きとか
いらないってば!」
「なきゃ、お前
絶対間違えんだろ?」
「〜〜…っ」
言い返せない〜;
悔しいよ〜;
しかも超バカに
されてるんですけど…。
「お仕置きされたくねえなら、間違えなきゃいいだけじゃん?」
「……っ」
「ほら、手」
………手?
って、え……?
舜に無理矢理、体を引き寄せられ
舜の右手はあたしの左手を握り、
左手はあたしの腰に置いた。
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