朝のホームルームも終わり…
舜とあたしで
修夜君を呼び出した。
「あのー…、」
「あ?」
修夜君が冷や汗を
かいて焦ってる中…
舜はまだ不機嫌な様子で…
眉間にシワを寄せていた。
「2人とも…
怒ってる……?」
「「当たり前」」
怒ってるに
決まってるでしょ?
勝手に言っちゃうなんて―…
「なんか、つい自分のことみてえに嬉しかったから…」
「だからって、
勝手に言わないでよ!」
「悪い…」
「まぁ、べつに広められて嫌なわけじゃねえし」
…え?
そうなの?
「だろ?」
「お前は、
開き直ってるんじゃねえよ」
舜は
あたしと付き合ってること
自慢出来ることなのかな…?
そうだとしたら、
あたし、
少し浮かれてもいいよね。
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