しばらくしてから
実紅たちは来た。
「マジで島田告白すんの?」
「うん…。奈留ちゃん?告白するんでしょ?」
島田は
コクっと頷いた。
はぁ…?
マジで告白すんのかよ…。
…まぁ、上手くいくけど。
そして玄関で話していたため
修夜と洸太はリビングのドアから顔を出していた。
「実紅ちゃん!」
「それに島田!」
「あ…こんにちは」
「あれ?もしかしてまた今日もデートだった…?」
修夜の頭を殴った。
優しくな。
「いって!」
「デートじゃねえよ。ちょっと島田が洸太に用があんだって」
「……俺?」
洸太は
自分を指さした。
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