狼彼氏×天然彼女














そしてついに、

夕飯完成☆



「ご飯出来たよ〜♪」


凛ちゃんの可愛い声が
家中に響いた――…。





「マジ?何、作ったの?」


「ハヤシライス〜♪」


「うへ〜♪うまそー」


「でしょ〜♪ママと実紅姉ちゃんと3人で作ったんだよ〜♪」





すると玄関の
チャイムが鳴った。



ピーンポーン──




「あ、龍兄じゃね?」

「龍兄ちゃんだ〜♪」

「タイミングよく帰ってきたね」



え…

次は大学生のお兄さん……?






あたしの肩を
誰かがポンと叩いた。



「―…ん?」

「緊張しすぎ」





その正体とは

舜だった。













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