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空からの告白の返事がどーしても気になって実紅に聞いてみたはいいものの―……



実紅は下を向いて
質問に答えてくれない。





「…実紅…?」




窓の下の棚に座らせてるため俺より目線は高い。



なのに実紅は
真下を見ているため、
俺とは目線が合わない。






「…返事…してない」




返事してない…?



「空のこと…好き?」


「…え?好きだけど……友達としてだよ」






よかった…。


好きって言ったとき焦った…。




「ちゃんと、断るよ」



「当たり前」



「…なにその言い方」





実紅は久々に、俺のSっぷりに、ムカついてる様子。











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