「うん…」


「ぜっったいに!
負けちゃダメだよ!!」




奈留ちゃんはあたしの肩をこれでもかってぐらい激しく揺らした。




「なぁるぅちゃぁぁん〜
(略;奈留ちゃんー)」



「…いいですか?!ぜっったいに!負けちゃダメだよ!!!!」



「わかぁったからぁぁ〜…はぁなぁしぃてぇぇ〜(略;分かったから離して)」






やっと肩から手を離してくれた。




ほっっ―…。



疲れたぁ―…。







寮に戻っても、

学校に居ても、



何処に居ても、

疲れるなーー…。






バシッッ



「―…!!」





奈留ちゃん、

あたしの肩叩きすぎっ!!




そんな、あたしの気も知らない奈留ちゃんは―…?












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