「分かった……?」 実紅は顔を真っ赤にしながらリビングから出て行ってしまった。 「そっちから聞いてきたんだろ…」 照れちゃってよ…。 まるで俺が悪いみたいじゃねえかよ……。 ったく、俺かっこわりぃ…。 ――――――――――――――― ――――――――――――― ―――その頃、実紅は――― 「舜のやつ… 耳元で言ってなんて言ってないっつーの」 顔をまだ真っ赤にしてベッドの上で小さくなっていた。 ――――――――――――――― ――――――――――――― ――その頃の実紅終わり―― .