「熱あんのかも―…」 嘘だけどね。 しかし なぜか舜の顔が近付いてきた。 ―…ッな、なにッ! コツン─ 舜のおでこがあたしのおでこに当たった。 っていうか――… 顔近いんですけど…… カッコいい顔が目の前にあるんですけど…… 舜の吐息が あたしの鼻にかかる。 .