双子恋愛

「「行ってみよっか」」


お互いの意見が合ったところでその家に走った。


こん、こん。


「誰かいませんかー?」

「…なぁにぃい?」


「「アリス!!」」


なんとこの家の持ち主がアリスだったなんて。
さっすがら僕ら。


アリスは僕らをしばらくニコニコ見つめると部屋に入れてくれた。


「で、お腹でも空いたのぉ?」

「ああ、何か食べ物を分けてくれないか?」

僕の問いにアリスはクスクス笑って答えた。

「それはぁ無理だよぉお?ここって食べ物ないのぉ」

「はあ?嘘つくなよ」


「だぁからぁ、言ったジャァン?ここは異常者の死刑台なんだよぉ?簡単に生かせてくれる訳ないでしょぉー」

「さっきもそんなこと言ってたよな。警察が僕らをここに誘導したとかなんとか。もしそれが本当ならどうしてお前はそれを知ってる?」

「だぁって、普通に考えておかしいジャン?食べ物もないし、この村からは鍵がかかってて出れないしぃ?そんなことーみぃんな知ってるよぉ??」