双子恋愛

「この不思議な国はねぇ、とーっても楽しいよぉ♪仲間を紹介するねぇえ!?」

「はっ?」

言うや否やすぐ駆け出した少年に呆れながらも、僕はどこか小さな高揚を感じていた。

狂ってる刺激的な毎日も悪く、ない。



「…楽しい、かもな」



この不思議な国とやらは…。