『―時は中世ヨーロッパ。戦乱の続くー…』 最初のナレーションが入る。まだ舞台の照明は消えたままだ。 綾たちは最初の立ち位置に着いている。 (ううっ…今さらだけど、お腹痛くなってきた…) 「綾、大丈夫か?」 そんな様子に気づいた瞭が小声で言う。 「多分…」 そうこうしているうちに、ナレーションは終わった。 A(慧市)「姫!今日こそ私と婚約を!!」