「楯永さーん。もうお昼よ。」 保険医の声で起きた。 「すいませーん。」 五時間目は。 げ、英語だ。 「やっぱおなか痛いんで今日、帰ってもいいですか。」 「いいわよ。でも、もったいないわね~。 五時間目、大門寺先生でしょ。」 なんで。 「あぁ~そうだ。ショック!!」 作り声と作り笑い。 「何がショックだって?」 え?なんで。