『…愁弥とケンカした…。』 「はぁぁ!?…とりあえず中に入って。」 外は真っ黒い闇に包まれてコウモリが飛んでいる。 「もぉ。何でケンカしちゃったかなぁ…。」 『私が…我がまま言ったから…。』 再び溜まる涙。 『予定日に仕事が入っちゃっただけで私がやだって我がまま言ったの…。ぅ…うぁあんッッ』 止まらない涙。 バカなママでごめんね。赤ちゃん。 「美希は…一人で頑張れるでしょ?愁弥君がいなくたって。」 『頑張れる…頑張れるけどぉ…。』