「俺…予定日に仕事入っちゃった…。」



『えェェッ!?』



嘘…!



嘘だよね?



一人はやだよぉ…!




「ごめん。生放送に出演することになって…。」



『…やだ…やだよぉ…断って!』




「ごめん。俺もそうしたかったけどプロデューサーがうるさくて。」




『プロデューサーなんてほっとけばいいじゃん!美希と写真集どっちが大切なの!?』





視界が霞んできた。



「絶対抜け出してお前のところ向かうから…。」




『…やだ…やだ…やだぁ!!』




「美希ッッ…!」