☆続★ハニーシュガー~甘い恋~


「はいッ、しゅっぱーつ♪」



黒い軽自動車が太陽に反射してキラキラ光ってる。




「あんた名前考えたの?」



『ん~っ。愁弥は決めてた。』



「へぇ。愁弥君だったら良いセンスしてるからいいよね。」



『…私がセンス無いって言いたいんですかぁ??』



「違うよぉぉ!!」



車に揺られて大和君はスヤスヤ…。



「衝動買いしちゃダメだからね!」



『わかってるって!!』



店に着くまで何度も念を押された。



そんな結束は儚くも破られることに…。