キミに“すべて”をあげよう。




嘉穂が大きな声を出したせいで
前で授業やってた先生ににらまれた。

「もう、嘉穂ー。」

「....ごめんごめん。
それにしてもいいなぁ。

あんなかっこいい子が弟って。」

「別にそうでもないよ?

よくからかわれるしさぁ..」


「藤咲!

授業聞いてるか?」


「き、いてますよ?」

「じゃあ、問2答えれるな?」

「....え。」


――くいくいっ

『これ、そのまま読んで。』

「えっと...
メアリーは浩二のお見舞いのために病院にいきました..?」


「はい、正解。
でもしっかり聞けよ?」

「..はーい。」