「そいえばさー!!!」


「..なんだよ、くそ姉貴
チャリから落ちんなよー。」

「落ちないし。
彩、学校は?」

「今日はサボり。」

「あ、いけないんだ。」


って言うと、彩はふふっと笑ってから

「いいんだよ。」

って。


「いやいや、よくないからね。」

「いいんだって、義務教育の特権!!」

「くそー、私も義務教育に戻りたーーい!!
高校生とかめんどくさいんだよー。」

「えー
楽しそうだけどなぁ...」

それに、
『姉貴とタメでいれんじゃん。』


「彩ー?
なんか言った?」

「なんも。」


「そっか、

あっ!!パパのコーヒー
コーヒーメーカーにいれっぱ!!」

「大丈夫だよ。
親父多分、夕方まで寝るだろ。

昨日ずっとなんかやってる音したし。」


「なんかまた書いてんのかなぁー?」



こうやって、彩のチャリの後ろに乗り
ぐだぐだ話すのは好き。
一番楽に話せるんだろぅなぁ....