「千佳ぁ、開けるわよ」

返事をする間もなく
ドアがガチャリと開いた。


「…アンタ……
何してんの…………」


「お、お母さんっ」

私は、ひとり
ベッドの上に座り込み
空中に向かって
目を閉じ、キスを受けるべく唇をとがらせていた。


母は、冷ややかな眼差しで私を見ている。




ぎゃああぁぁぁぁぁ!!!

飛んでる所を見られた!

解説しよう!
飛んでるとは、妄想ワールドで彼とラブラブな時間を過ごすことである!


親に見られるとは
切腹並みに恥ずかしい事なのであるっ(泣)