結局、真由子は夕飯まで食べて帰っていった。


ちゃっかり、デザートのアイスまで食べながら

「告白する決心ついたんなら早めがいいよね♪

や、大安吉日とか
そういう日がいいのかしら」

なんて、言いやがる。



「……たぶん、関係ないと思う」

私は、溶けかけたアイスを更にグチャグチャに混ぜながら冷ややかに言ってやった。




明らかに
楽しんでやがる。


「もう、今夜は遅いし
また明日話そうよ」

真由子のヒマつぶしに
私の初恋を利用されて
たまるかーーいっ!!!



それでも、私は
真由子を帰したあと
私は、色々なシチュエーションを想定し

いかに、好印象を与えつつ
失恋の被害を最小限におさえれるか色々な方法を考えた。