逆に私をみるとき
目がばちっとあってから
流し目されて
それが破滅級色っぽくて
私がやられた。


「沙智ズルい。」



「は??」


「180オーバー。」


「はぁ??」


「天然キラー」


「何??」


「色っぽい。」


「嘉弥??」


「ついでに艶っぽいっ」


「嘉弥っ」


沙智の大きな声に
ビクッとなる。


私、口走ったらしい。
そして暴走したらしい。