レッジはすぐに戻ってきた。 手には一本の剣を握って。 「レッジ、その剣は?」 「お前の16才の誕生日プレゼントだ。 村の外は危険がいっぱいだからな。 剣一本は持っていかないとな。」 レッジは右手に握った剣をキンに差し出した。 キンは初めて持つ剣に驚きながら両手で剣を受け取った。