キルシアはリーナ達を置いて消えた。 今どこにいるかまったくわからない。 もしかしたら、もうこの世界にいないかもしれないのだ。 キンは、なんてバカなことを言ったんだ、と後悔した。 「あの…お母さん……」 「…きっと帰ってくるわよ。 そしたらじっくり顔を見なさいね。」 リーナは微笑んだ。 その笑顔は強くて、綺麗だった。 そのとき、キンはリーナがキルシアにたいする信頼と愛を感じたのだった。 「きゅ〜」 食べ終わったレイがおかわりを催促するようにペロペロとキンの手を舐めた。