「じゃぁそのお詫びにって言ったらおかしいけど……」 キンは少し赤面しながら言った。 「名前、つけさせてくれないかな?」 「えっ?」 今度は青年が驚く番だった。 「あ、だって、名前がないと不便でしょ? だから、名前つけてあげようかな〜、なんて…」 キンは恥ずかしくなり、早口になった。 なに馬鹿なこと言ってんだろう? 後悔と焦りでキンは俯いた。