はるか昔、まだ世界が一つだった頃。



2頭の竜が生きていた。



光の竜『リヴァイサル』と闇の竜『ダークネス』。



2頭の竜の間には争いがたえなかった。




白い炎と黒い炎は絡み合い、燃えるのもすべてを燃やした。




竜の爪は海を切り裂いた。



竜の咆哮は大地を割った。



戦いは終わる気配がなかった。




それを見かねた神は、もう一つ世界をつくり、そこへダークネスを送った。




戦いは、終わった。



戦いの爪痕はひどいものだった。



あまりのひどさに、リヴァイサルは愕然とし、自分を責め、反省した。



そして、自身の身体を大陸とした。



そして、リヴァイサルが誕生したのである。