宇佐美は振り向いてはくれない もう今、宇佐美はあたしじゃなく 彼女のことでいっぱいだから あたしが勝てるわけない 宇佐美はだんだん離れていき、姿が暗闇に消えていった (あ…早く帰らないと) あたしはまた歩き始めた。そこにはなぜだか冷静な自分がいた… ヒュー…ドーン… 花火の心臓まで響く音が鳴り続ける