「毒無いの!?」
「さあ」
さあ!? さあってどういう事!?
「座って! 治癒魔法を──」
「心配ない」
動転するティリスに笑みをこぼし、腰を落ち着ける。
「毒! あるじゃない!」
いや、心配ないじゃなくて! やっぱり毒があったんだ!
噛まれた手の傷がみるみると黒く変色していくのを見てティリスは青ざめた。
「慌てるな」
「は、早く治癒を──」
急いで傷に手をかざすと、ベリルはその手を取って制止した。ティリスはどうして止めるのか解らずに顔を上げる。
「先に言っておく」
「え?」
治癒魔法をかけながらでもいいんじゃないと思うけれど、ベリルはそれをさせてはくれない。
「私に治癒は必要ない。何があろうと、一切だ」
「何を、言ってるの?」
狼狽えつつも、半裸のベリルにハッとする。
「さあ」
さあ!? さあってどういう事!?
「座って! 治癒魔法を──」
「心配ない」
動転するティリスに笑みをこぼし、腰を落ち着ける。
「毒! あるじゃない!」
いや、心配ないじゃなくて! やっぱり毒があったんだ!
噛まれた手の傷がみるみると黒く変色していくのを見てティリスは青ざめた。
「慌てるな」
「は、早く治癒を──」
急いで傷に手をかざすと、ベリルはその手を取って制止した。ティリスはどうして止めるのか解らずに顔を上げる。
「先に言っておく」
「え?」
治癒魔法をかけながらでもいいんじゃないと思うけれど、ベリルはそれをさせてはくれない。
「私に治癒は必要ない。何があろうと、一切だ」
「何を、言ってるの?」
狼狽えつつも、半裸のベリルにハッとする。



