「あたしはあっちで洗ってくるね」
森の方を指差し、心配気味のリュートと目を合わせて歩いて行く。
「魚もいますから、捕まえて昼食にでもしましょう」
「ほう」
ベリルは興味深げに応えると、カルクカンの荷物を降ろして森に近い場所にキャンプの準備を始めた。
仕事中は泥だらけで何日も過ごす事があるため、さして気にはならないがこの先、水場があるとは限らない。洗えるチャンスがあるのなら、それを逃したくはない。
仕事柄、着替えもままならない場合もあり、そもそも着替えを持ち歩けない事などしばしばだ。
脱いだ服を乱暴にはたき、立ったままのリュートを見やった。
「入らないのか」
「……俺はいい」
「そうか」
躊躇うようなリュートの口調にやや眉を寄せ湖に腰まで浸かる。
水中を確認すると、途中から深くなっている。水草が適度に生えていて、水底にも沈んだ流木や岩が数多く見受けられた。
なるほど、これなら水生生物も棲みやすいだろう。
森の方を指差し、心配気味のリュートと目を合わせて歩いて行く。
「魚もいますから、捕まえて昼食にでもしましょう」
「ほう」
ベリルは興味深げに応えると、カルクカンの荷物を降ろして森に近い場所にキャンプの準備を始めた。
仕事中は泥だらけで何日も過ごす事があるため、さして気にはならないがこの先、水場があるとは限らない。洗えるチャンスがあるのなら、それを逃したくはない。
仕事柄、着替えもままならない場合もあり、そもそも着替えを持ち歩けない事などしばしばだ。
脱いだ服を乱暴にはたき、立ったままのリュートを見やった。
「入らないのか」
「……俺はいい」
「そうか」
躊躇うようなリュートの口調にやや眉を寄せ湖に腰まで浸かる。
水中を確認すると、途中から深くなっている。水草が適度に生えていて、水底にも沈んだ流木や岩が数多く見受けられた。
なるほど、これなら水生生物も棲みやすいだろう。



