「二十五だ」
「ええ!? もっと下かと思った!」
「……今、どうして俺を見た」
一瞥したティリスに眉を寄せる。
「別に……」
「君は十五か十六歳と見たが」
「はい、十六です。リュートは十九歳」
その言葉にベリルもちらりと青年を見た。
「あたし、てっきりリュートと同じ歳くらいだと思って」
それは俺が老け顔だと言いたいのか、ティリス──リュートは少女の横顔に問いかけたかった。
確かに、リュートという青年は聞かされた年齢よりも大人びて見える。
場数を踏んできた者のそれであり、隻眼(せきがん)であるにも関わらず数多の闘いをこなしてきたであろう雰囲気が窺えた。
見目麗しいことから、多くの女性からも好意を持たれてきたのではないだろうか。
「歳は気にするな」
若く見えて、喋り方がそうでもないベリルにティリスは疑問を覚えてつい、問いかけてしまったようだ。
それでも、少し距離が縮まったように思えてティリスは嬉しかった。
「ええ!? もっと下かと思った!」
「……今、どうして俺を見た」
一瞥したティリスに眉を寄せる。
「別に……」
「君は十五か十六歳と見たが」
「はい、十六です。リュートは十九歳」
その言葉にベリルもちらりと青年を見た。
「あたし、てっきりリュートと同じ歳くらいだと思って」
それは俺が老け顔だと言いたいのか、ティリス──リュートは少女の横顔に問いかけたかった。
確かに、リュートという青年は聞かされた年齢よりも大人びて見える。
場数を踏んできた者のそれであり、隻眼(せきがん)であるにも関わらず数多の闘いをこなしてきたであろう雰囲気が窺えた。
見目麗しいことから、多くの女性からも好意を持たれてきたのではないだろうか。
「歳は気にするな」
若く見えて、喋り方がそうでもないベリルにティリスは疑問を覚えてつい、問いかけてしまったようだ。
それでも、少し距離が縮まったように思えてティリスは嬉しかった。



