「ここは、僕たちコルコル族の聖なる場所で、危険な魔獣やモンスターは入ってこないんです」
だから、これまで平穏に過ごしてきた。
「あんなメチャクチャなやつ、知らない」
突然、集落に現れた魔物はひと通り暴れ回ると満足したように森から去って行った。その恐怖を思い出したのか仲間が殺された怒りなのか、レキナの手は微かに震えている。
「今も近くにいるの?」
「いいえ」
何度か集落に現れ、しばらくして遠い場所に住処を移した。
「あいつがまた来たら、僕たちは終わりだ」
祖先から受け継がれてきたこの土地を去っても、あいつがいる限り安息の地はない。そして、今も誰かが食い殺されているかもしれない。
「怖いモンスターとか、魔獣はもちろん、います」
けれど、あいつはそういうものじゃない。本能的な感覚なのか、レキナたちはその魔物をこのままにしておいてはいけないと強く感じた。
だから、これまで平穏に過ごしてきた。
「あんなメチャクチャなやつ、知らない」
突然、集落に現れた魔物はひと通り暴れ回ると満足したように森から去って行った。その恐怖を思い出したのか仲間が殺された怒りなのか、レキナの手は微かに震えている。
「今も近くにいるの?」
「いいえ」
何度か集落に現れ、しばらくして遠い場所に住処を移した。
「あいつがまた来たら、僕たちは終わりだ」
祖先から受け継がれてきたこの土地を去っても、あいつがいる限り安息の地はない。そして、今も誰かが食い殺されているかもしれない。
「怖いモンスターとか、魔獣はもちろん、います」
けれど、あいつはそういうものじゃない。本能的な感覚なのか、レキナたちはその魔物をこのままにしておいてはいけないと強く感じた。



