俺様王子様とドキドキ同居生活!?

「すーちゃん大胆だなっ」


「ばっ馬鹿!熱下がってるか調べたの!」



「顔真っ赤ぢゃん笑っ」



「もぉ~竜の馬鹿!
あ、お粥作ったから温かいうちに食べてね。あはは」

なんとか話題をずらそうと必死になる私。


竜は、なにやらニコニコして私に訴えている。


「な、何よ?」


「食べさせて…。」


かすれた声で甘えられ、
思わず頷いてしまった。


若干照れながら、お粥を竜の口に運ぶ。



「どう?」


「…うまい~。」


ニカ~っと笑い、
ばくばく食べあっという間に完食した。