俺様王子様とドキドキ同居生活!?

百合さん、宏明さんは仕事へ、美香ちゃんは学校へ行った。



結局、竜を面倒みるはめになってしまった私。


てことは竜とふたりきり!?
ちょっと嬉しかったりぃ。

って私何考えてるのょっ



学校へは百合さんがさっき私と竜が風邪引いたと連絡してくれた。


竜大人しくしてるかなっ

とりあえず学校休みになったことを伝えに竜の部屋へ向かう。



「竜はいるよ。」


「はーい」


竜は、ベッドにもたれかかり床に座っていた。


「っ竜ちゃんと寝てなきゃ駄目でしょ!学校休みにしたからさっ。」



「鈴華は?」


「私も休んだよ。竜の面倒は私が見るから!ゆうこときくのよ?」


私がそう言うと、ニカ~と笑うと大人しくベッドへ入った。
と思ったけど、

「鈴華もいっしょに寝て?」


と変態発言。

でもやっぱり可愛い。


「馬鹿言わないで!お医者さんくるから、それまで冷えぴたつけて寝てなさい!」



「ぢゃあそれまで、そばにいて?」



目を細めて手をギュッと握る竜は小さな子供。


そんな可愛い竜に負けて、お医者さんがくるまでいてあげることにした。



冷えぴたをはってあげて
ベッドの近くに座る。



すると竜は私の手を握るとニカ~と笑った。


この笑顔ヤバイよ。


そんな笑顔見たらドキドキしっぱなしだょ汗;



それにしても熱高いなっ。

何時もこんなとこにいたらきっと変態行為されそうになるけど、
今日の竜は、ただ手を握りぐったりしている。


大丈夫かなあ。



そんな事を思っていると


ピンポーン!!


あ、お医者さん来たみたい。


インターフォンがなり玄関へ向かう。