学校を出て約束どうり
アイスを買ってもらいに、電車を降りてすぐのアイス屋さんによった。



「ん~し~あ~わ~せ~♪」



イチゴのソフトクリームを食べて、私は大満足♪


「本当っ幸せそうだなあっ鈴華って、幸せそうなとき目がなくなるんだなっ」


「は?」


目がなくなる!?
いやありますけどっここに。
私はおもっきり目を開けた。



「馬鹿かお前はっ!
その幸せな顔に俺は…」

そこまで言うと竜は、口を手で覆ってそっぽを向いた。


その顔は少し赤く染まっていた。


「竜?」


何かと思い、顔を覗くと


「何でもねーよっ!
そんなに顔近づけるとキスするよ?」


なんてバカな事を言いながらスタスタ歩きだした。


変な竜~。



でもそんな竜が可愛く思った。