「つか美香の奴遅くねーか??」



「さっきから連絡してるんだけどね、出ないのよ~」


カレーを食べ終わっても、美香ちゃんは帰って来ない。



「ただいまあ~。って美香の奴はまだか?」



パパが帰って来たってことは、もう10時かあ。


何か心配。


だってまだ中2だよ?


今までだって遅くなったり、泊まる時は連絡来たらしいし…。



そんな時だった…。


~♪~♪~♪~


私の携帯が鳴った。



知らない番号…。。。



「も、もしもし?」



「あ、鈴華ちゃん?ちょっとさあ来てくんないかなあ~。」


えっ。誰?



「誰よ?」



「場所は駅!可愛い妹待ってんだよなあ~
てなわけで早く来いよ~
正しお前一人でな~」


プーブープー


切れたしっ


てゅうか妹って美香ちゃん!?
待ってるって美香ちゃん変な男に!?


嫌々ヤバイよ!



重大だよ!



私が慌ててるのに気づいた竜が心配して来た。



「どうした?」


「美香ちゃんが…」


私は冷静に考えた。
百合さんやパパにそれを言ったら大事になる。




とりあえず竜にだけ言って

私1人で行く事にした。