「だからすーちゃんって言わないでって!!」



「うるせぇなあ~
お前は黙って俺にかわれてろっつうの!」


ムッカムッカ!
てゆか意味わかんないし。




「ほらすーちゃん行くよ!」



「な!佐和子までぇ~!馬鹿馬鹿~」



佐和子に手を引っ張られ、何時もの裏庭へ行く。

二人してからかわないでよ





「おースっ!!って鈴華ちゃんご機嫌斜めだなっ」





ムッスーと膨れている私。


「ほらよっ!お前にトマトやる!」



「あ~また竜トマト食べないの~!?好き嫌いは駄目だよ!」



百合さんが作ってくれたお弁当なんだから!!



ちなみにお揃いのお弁当箱笑っ
若干恥ずかしい汗っ;



「なんか…ふたり共なかがいいのなっ」



「仲良しなんかぢゃないから!!こんな変態俺様竜なんてっ」




「はあ?誰が変態ぢゃあ!!お前だって俺の裸…」



「わかったわかった!!
唐揚げあげるからごめんなしゃい~」


負けた。
竜には何時も負けちゃう。
「ったく俺に勝とうなんて100年はえーの!!
それに仲良しだろ!一緒に住んでるんだしい~



ニカっと笑い私の唐揚げを食べる竜。


ムッカつく~



「よしよしっ」


佐和子が私の頭を撫でてくれる。



もぉ竜なんて嫌い!!