俺様王子様とドキドキ同居生活!?

夕飯を食べ終わり、
ドキドキしながら竜を待っていた。



コンコンっ



き、きたっ!!


私は、緊張しすぎて無言でドアを開けた。



「お出迎えありがと♪
す~ちゃん~」


竜はニコッと笑うと
私のベッドへどかっと座った。



…………。





…………。






…………。




む、無言!?



しばらく沈黙した後
竜は深呼吸をして話始めた。




「鈴華。俺、加奈子と体の関係だったて知ってるだろ?」



「……うん。」


竜の言葉で、あの嫌な事を思い出す。
だけどしっかり受け入れたくて話を黙って聞く。




「加奈子はな…昔もそーゆう関係だった。
俺な、人を本気で愛したことが無かったんだ。
女は、ただの道具にしか思えなかった。

俺の顔しか見てくれていなくて…
格好いいとか、表面じょうしかすきになってもらえないんだ。


だからって最低だよな…」



いきなり明かされる竜の過去。


私はただ黙っていることしか出来なかった。


「でな、加奈子もその1人だった。

人を平気で傷つけてきたんだ俺。


だけどな、そんな俺でも
愛せた女がいた。



鈴華だよ。」





「え…?」