「鈴華はそれから恋をしなくなった。自分が恋をしても無駄なんだって…」



鈴華…


俺は、鈴華の過去を聞いて胸が苦しくなった。




鈴華は俺の過去を受け入れてくれるだろうか…





「だけどね、鈴華は竜君がいなきゃダメなのよ。
だから、しばらく時間かかるけど、きっと鈴華は向き合えるから…
鈴華を守って欲しいの…」





「俺は鈴華を守る資格あんのか…？」






「ばーか！お前ぢゃなきゃ駄目なんだよ鈴華ちゃんは…
今は鈴華ちゃんも、乗り越えなきゃいけねーときなんだよ。


お前を変えた鈴華ちゃんだぜ？



きっと、大丈夫だからよ…」






鈴華は、俺が好きなんだよな…



だったら…





俺は待つよ。





鈴華が俺を受け入れてくれるまで…





俺は鈴華以外愛せないから…