俺様王子様とドキドキ同居生活!?

「よ~し終わった~♪」



皆のお陰で、綺麗になり
引っ越し終了。



気づけばお昼の時間で、
お母さんと皆でお昼を頂いた。





もうすぐお母さんともお別れだ。




「鈴華。そろそろお母さん行くわね。」



「うん…。」



「元気でやるのよ?
連絡ちょくちょくするからさっ!」



「うん。」



どうしてだろう。
何か言わなきゃいけないのに何も出てこない。


堪えていた涙がポロポロこぼれた。



「もう~泣かないの!
3年なんてあっというまよ?あっ3年たつまでに彼氏くらい作りなさいよ~!」


お母さんはあえて明るく冗談を言う。


お母さんだって寂しいはずだけどこれがお母さんの優しさ。



「お母さん頑張ってきてね…」



私が涙しながら言うと、
お母さんはぎゅう~と私を抱き締めた。