しばらくして、見知らぬ風景が目に入るようになった。




中谷家とはずいぶん離れてる。





住宅街が広がる所に来て、
綺麗な二階建てのお家の前で車が泊まる。



ここが中條家みたい。





車を降りて荷物を運ぶ。





今日は引っ越しの為学校やすんだけど、勿論家族の人は学校だからまだいないみたいだ。




「鈴華ちゃん今日からここが我が家だよ~♪」


「わあ~すごーい!!」



なかにはいると広くてリビングも何もかも綺麗だった。



「鈴華ちゃんの部屋はここだよ~!」



「私の部屋!?」



突然同居が決まったのに私の部屋まで用意してくれてあるなんて感謝だよ。


「空き部屋だったから何にもない部屋だけど、昨日宏明がピンクのカーテンとじゅうたんだけは揃えてくれたのよ~」



確かに部屋全体ピンクだ笑っ


でも居候だから文句いわないよ。



皆で荷物を運び、
とりあえずベッドとテーブルを設置する。



そして洋服とほかの物は皆でクローゼットへしまう。