ファミレスに着くと、そこには…



鈴華のカバンがあった。



「加奈子…。鈴華に会ったのか?」




「うふふっ、あの子おっちょこちょいよね笑っ
だってカバン忘れる何て…笑っ」



本当にな…
鈴華は、俺がしたこときっと知ったんだろう…



「竜?鈴華ちゃんあまりにも純粋だからつい、言っちゃったの。竜とは体の関係だってね♪」




「あぁ。」



「竜嫌われちゃったわね笑っ鈴華ちゃん相当ショックみたいだし笑っ」



加奈子は、意地悪そうに笑っている。



そんな加奈子に苛ついた。



でも、嫌われても仕方ないよな…



「竜…。
あんな子辞めてさ私にすれば?私竜が好きなの…
竜はずるいよ。
私の気持ち無視なんだもん。」



意地悪な顔から、悲しそうな顔をして、俺を見つめる。



わかってる。
加奈子を傷付けたって…



だけど…



「加奈子俺、鈴華に本気なんだ。
加奈子を傷付けて最低だよな俺は…
でも鈴華が…」




「嫌われても!?
竜の過去を知ったら余計嫌われるかもしれないよ?
でも私は竜の過去知ってる!だから…」


「それでも!嫌われてもいいんだ。鈴華が好きだ。
俺の過去も全て話す。
俺の気持ちも。
嫌われても
軽蔑されても、俺の気持ちだけは伝えたいんだよ!」




「竜…変わったわね…
あの子には負けたわね笑っ」


加奈子…



加奈子の目には光るものが流れていた。




「何時でも来ていいから!私とやりたくなったら来てね♪」




「馬鹿かっ」



ハハハハ



なんだかんだ加奈子は、
ちゃんとした女だ。



ただチャラいだけの女ぢゃない…



降られたのに、もう笑ってるんだもんなっ




俺は、ファミレスを出て、鈴華のカバンを持ち真っ先に向かった…




明日ぢゃなくて、




今言いたくなたから…