「鈴華ちゃん~。」




来た!!


鈴木君はだいたい2時間目の休み時間にくる。



まあ、他は竜がくるからなんだけど…




「鈴木君♪」



鈴木君はにっこり笑い佐和子が座る席の前に座る。



「ねえねぇ、鈴木君って好きな人とか居る!?」


「ちょっと佐和子いきなり何!?」



いきなりの、質問に私は口をあんぐりさせた。



だって、まだ知り合って間もないのにいきなり恋話わねぇ…




そんな私をよそに鈴木君は……



「居るよ♪ちっちゃくて、可愛いい子なんだっ!」



え。。
鈴木君そんなはっきり!?



「鈴華ちゃんは中條が好きなの??」



……。そんな真剣な目で見ないでよっ。



鈴木君があまりにも、真剣な眼差しで見るから私は顔が赤くなる。



「図星だねっ」


一瞬、鈴木君の顔が曇った気がしたけど、すぐにニカニカ笑った。



「まあ、鈴華は分かりやすいからね~♪」



「そ、そんなこと!!」



「鈴華ちゃん可愛いんだからっ!今だって顔が赤いよっ笑っ」




うっ。鈴木君。するどいなっ汗;




キーンコーンカーンコーン




質問責めになりかけ、
チャイムがなり鈴木君はかえっていった。