俺様王子様とドキドキ同居生活!?

電車に乗ると、鈴華は俺の隣にちょこんと座った。





すると、



「あ、鈴華ちゃん~。」


「あ、鈴木君!?」



鈴木!?



鈴華が向く方に、目をやると鈴木が俺等の方に向かって来るのがわかる。




「鈴華ちゃん、1人?」


は?俺居んのわかるだろ…


鈴木は、にやっと笑い
俺を見ながら言う。


コイツ…。俺に喧嘩うってる!?



「あ、竜とアイス食べに行くの!さっきはごめんね?
私泣いちゃって…」



は?泣いた!?



「いいんだょ!鈴華ちゃんの泣き顔見れたし♪
また何時でも聞くよ!!





「うん。ありがとうね♪」


鈴木は、明らかに俺に向かってニヤリと笑い、鈴華にてを降り元の席へと向かった。



鈴木の野郎…
鈴華の泣き顔みたのか!?
つか鈴華は何で泣いてたんだ?
相談ってなんだ?



俺のなかにモヤモヤが生まれた。



「竜?降りるよ?」



「あぁ。」



ヤベっ。つい不機嫌になっちまう。
やっと鈴華が笑顔になったんだからなっ
今はアイスだよな。




気を取り直し、アイスをかいに行く。