きみに発熱。













この質問を聞くのは、



もうこれで4回目だ。







職員室のコーヒーの匂いが



アタシの顔にふわっとあたる。





すると自然に表情が緩んでしまう







「で?

 いい加減決まった訳?」



「・・・・ま、まだです・・」






ここがこんなに息苦しいとおもったのは




今日が初めてだ。





「ったく・・・分かってんの?


 もう自分らは3年なわけ、わかってる?」



「・・・はい・・・」



「長谷部はいつまでたっても・・・」







でたよ・・・。




この説教、始まると30分は


余裕でずっと話される。





こっちの迷惑も考えてくださいよ・・・







アタシは立つのに疲れて




すぐそこの机に少しよりかかった。






バサっっっ、





「・・・・ん?!」






バサバサバサっっっ!!!!





「え!!??」





バサバサバサバサ…ドサぁっ!!






「きゃーーーーーーーーー?!」



「おい長谷部!お前何やってんだ!!」







よりかかった場所が悪く、



先生のつんでいたファイルを




おもいっきり落としてしまった。







あわてて拾い上げたファイルのひとつに




見慣れない顔の写真と




履歴書らしきものがファイリングされている