きみに発熱。











「ほんっと、麻由佳は

 どうしてこんな男なんだろ」




「どうみたって

 かんっぺき女の子でしょ?!」




「わかんないよ?

 奈央子みたいに胸も無ければ

 私みたいに好きな人もいないじゃない!」







ぐさぁッ!!!っと



安奈の一言が突き刺さった







・・・た、たしかに・・・・。







これじゃ男女って言われても




む、無理もない・・・。







がっくりと肩を落としたアタシに





奈央子が手を添えた。








「大丈夫!!

 麻由佳はきっと高校デビューなのよ!


 なにもこんな中学で・・・・」



「こんな中学だって筒井先輩はッ!!」



「「わかったから!!!!」」






奈央子とアタシの声がリンクした。




同時にみんなで吹きだした。








廊下に響き渡るあのアタシ達の笑い声が




このあとの運命に




大いにかかわっていたなんて







その時のアタシには




気付く余地も無かった・・・
















**






「進路・・・ですか・・・」



「そう、長谷部だけなんだよ出してないの。」



「う~ん...。」