”お前は蘭と結婚するんだよ。”


勇士のおばあちゃん…何言ってるの?


「ばあちゃん…?」

「お前と蘭がこの家に来た時から決まってた事だよ。」


蘭サンはというと、目を大きく見開いたまま、固まっていた。


「おばあちゃん…?」


蘭サンがそう言うと、おばあちゃんは


「蘭は嫌かい…?」

「えっ…。//」


少し頬を赤らめながら、チラッと勇士を見た蘭サン。


「い、嫌…じゃないけど…。」

「じゃあいいじゃないか。」


…えっ、ちょっ、何??

この状況…。


あたしは勇士と婚約してて…で、結婚を認めてもらうためにここに来たんでしょ?


勇士と蘭サンの婚約を見に来たわけでも、

婚約披露会に来たわけでもないよ…?


「何言ってんだよばあちゃん!」


勇士はバッと立ち上がった。


「俺は、美希と結婚するって言ってんだろ…。」

「勇、ばあちゃんの言うこと聞きな。」

「なんでだよ…。なんでだよ!」


勇士…。


「別に蘭と婚約してたわけでもないだろ!?」

「…そんなの関係ないんだよ。婚約とかなんとか…。

ただ、お前は黙ってばあちゃんに従ってればいいんだよ。」


何、それ…。


「勇士。ちゃんとおばあちゃんと蘭と、話しあいな。」


って怜奈サン。