「で、お前。杜若綾麻。」 じっとりと少女の顔を睨むその男はびしっと指をさしてこういった。 「お前なんで俺が毎日毎日、毎日毎日!」 「こうしてここへ来るか、いや、来・な・け・れ・ば・な・ら・な・い・かっ!ちゃんと分かってるんだろうな?!」 明らかに憤慨した様子の男をしらっとした目で見つめる少女はこう返した。 「もちろん。わかっていますとも。」 私に会いに来ている 「違うわ!!」