「って言うか、根本的なところに話を戻すと俺はお前が振り向くのを待ってたんじゃなくて、お前が帰んのを待ってたの!わかるか?おい」

「青年もしつこいな…はっきり言おう。諦めろ。」


「いや、お前がな!!」


少しの間をおいたかと思うその場にドテンと転がったそいつは微塵も帰るきがないことを俺に示していた。

「なんだその無言の抵抗は!!~~~~~っもう!知らん。一生そこにいればいいさ、ふはは!今から鍵閉めるからな?!ほーらぁ良いのか?最後のチャンスだぞ。さぁ、出るなら今のうちだ!」






「誰。」






「もういい。閉める。俺は聞いたからな。お前が全面的に悪い。」

まぁいいさ、どうせ閉めた後不安になって

「先生!!ごめんなさい…私が悪かったっ。あけて…、お願い。」

となるはず。

それを見るのも悪くはない!

ははは、ざまぁみろ。



俺は軽快なステップを踏んで(←キモい)出て行くと扉に鍵をかけた。